Brigade70 RRC711 消防隊 |
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2014.8.15 早朝の工場火災。 JPR正井氏が指導・支援するRRC711消防隊。 ソイ・ナリ氏(Mr Soy Narith=RRC711責任者)のFacebookに、工場火災で建物進入後、濃煙の中で空気呼吸器を装着し消火活動を行っている様子が掲載されていました。 Facebookでは「消防隊の安全を考え、呼吸器の装着を指示・・・。」とありました。 この空気呼吸器も日本より寄贈された消防資器材ですが、この様な工場火災では「濃煙」はもちろんのこと「有毒ガス」などが発生し、非常に危険な状況で消火活動を行う場合があります。 写真では、3名の隊員が装着し消火活動を行っていますが、隊員数からすれば圧倒的に不足しています。 |
2010年JPRの正井氏がカンボジア長期支援を開始し、Brigade70内にRapid RescueCompany発足しました。
RRC711部隊(災害派遣ユニット=災害・救急救助・消防防災や訓練指導など多方面で活躍しています)消防救助・救急隊は無償で活動しています。
日本など先進諸国と同じく、富裕層・貧困層、国籍や人種など関係なく、すべて無償の奉仕で頑張っています。
日本から寄贈された救急車と、JPRにより専門的な知識や技術の指導を受けた隊員たち(プロフェッショナル)が活動しているのです。
RRC711では、研修・訓練を続けながらも、救急要請があれば即座にそれを中断し、事故現場に向かって、初期観察から応急処置・搬送まで行います。
そして、それが全て無償であることが、RRC711救急隊の素晴らしさであり、誇りです。
日本などの先進国では「当たり前」のことですが、発展途上国では、ほとんどが有償。
救急も火災も有償で、しかも高額な請求をされることもあります。
JPRが支援するのは、知識や技術も非常に大切ですが、その中には誰もが等しく受けられるサービスを無償で提供する。
命の尊さを知り、プロ意識を持った「人材育成」が重要と考えています。
2013年 躍進する支援 |
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