2017年 カンボジア技術支援

Kingdom of Cambodia




2017年 JPRが支援しているRRC711部隊。
 伝承される知識と技術。
 JPRが支援し指導してきたRRC711部隊では、優秀な指導者達が、消防技術や救急技術、医療関係において、日本で見聞きした事や経験した事を参考に、「これからのカンボジアには、何が必要で何が重要なのか?」をとても良く理解しています。
 正井氏の指導が無くても、RRC711責任者のMr.Soy narithを中心に、日々自分達で計画し立案した訓練を実施し、「繰り返し訓練すること」「スキルアップしていくこと」が、何よりも重要で、将来のカンボジアにとって必要なことであることを、誰よりも理解しているからです。

○2017年4月の状況。
 2017年、JPRが指導し支援してきたカンボジアのBrigade70RRC711消防部隊は、完成された消防部隊として新たな展開を迎えています。
 災害や火災現場への出動、救助や救急現場への出動と、本来の目的である国民・市民の生命と身体、財産を災害などから守ると言う使命のもと、昼夜を分かたず活躍していますが、それ以外にも、多くの業務をこなすまでに成長しました。
 一般市民や工場従業員のみなさんに、火災が発生したときの対処方法の指導で、消火器の使い方や避難方法などの防災指導、そして訓練などを行っています。
 また、訓練人形をつかった心肺蘇生法や怪我の手当てなど救急講習会、市民の前での最大のパフォーマンスを見せる総合訓練(救急救助・火災現場を想定)など実施しています。
 一方、RRC711部隊内では、カンボジア人指導者が新人の教育と育成を行い、JPR理事長の正井氏やJPR会員が積み重ねてきた指導をもとに知識や技術が伝承されています。

 昨年度に完成された「カンボジア・日本友好防災学校」では、RRC711部隊のみならず、カンボジア全土から代表として入校した警察官や軍警察官などが、RRC711部隊のベテラン指導員から教育される様にまでになりました。
 ここに至るまでには、様々な紆余曲折がありましたが、カンボジア人がカンボジア人に指導する。
 知識や技術、そして市民を守ると言うプロ意識を芽生えさせる学校設立と言う目的を達成したことになります。
 現在、新たに防災学校に訓練塔が建設され、本格的な救出救助訓練や火災防御訓練、救急訓練等の充実した訓練内容を実施すべく計画していますが、これらは全て日本的消防教育です。
 まだまだ防災学校自体の研修期間であったり、カンボジア国上層部の意識や考え方であったりと、問題は山積していることも確かです。
 難題や困難な状況は、これからも幾度となく訪れると予想されますが、ひとつひとつクリアして、JPR理事長の正井氏がJPR会員やRRC711部隊のメンバーとともに乗り越えていく事を願っています。
 引き続き、皆様の温かい応援を宜しくお願いいたします。
 <文責:JPR広報 日浦>

○日々繰り返される訓練
 

 
○カンボジア・日本友好防災学校
 

 
○火災現場、救急現場
 

 
○日本から寄贈された車両群
 


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