新しいステージへ

Kingdom of Cambodia

 



【JPRが支援してきたカンボジア】

 今から10年前にさかのぼりますが…JPRの正井氏が、熟考に熟考を重ね、「カンボジアで救急救助の技術支援を開始しよう」と決断し、支援を続けてきた背景には、様々な理由がありました。

 当時のカンボジアは、長い内戦が続いた後の現政権(1993年)が誕生し、まだ15年程度しか経過していませんでした。

 ポル・ポト時代を含め、内戦が続いたカンボジアでは、国民の教育が崩壊し、そのため現在でも文字が書けない人々も多いと言われています。
 その様な中、命の大切さや家族を思う気持ちは、日本人であれ、カンボジア人であれ、何人であっても万国共通です。

 しかし、他人を助けること、知らない人を助けること、まして外国人を助けることは、その国、その国の、環境や教育によって大きな差がある…、差が出てしまう…と言えます。

 「人命救助」や「財産を守る」と言う、消防人としての基本的な理念、プロフェッショナルとしての考え方や姿勢、根本的な考え方から指導することは、想像以上に困難で、苦労に苦労を重ねなければ「成し得ることが出来ない」と言う現実がありました。

 また、支援当初は、「並大抵の努力では、どうにもならない」心が折れそうになる事も、日常茶飯事…、という時が続いたのでした。
 

【2018年、RRC711消防部隊の完成】

 それは、決して「ひとり」では、成し遂げることは困難だった事でしょう。

 素晴らしい仲間や理解者、協力者が次々と現れたこと、カンボジア側に現れた、よき理解者であり素晴らしい友人達の出現。考え方を理解し、一緒に努力してきたカンボジアの青年達。

 日本からの支援者やバックアップしたJPR会員達などなど…、多くの協力者、そして理解者が無ければ決して完成には至らなかったと言っても、過言ではありません。

 また、JPRとRRC711は、この10年間で、支援する側(支援者)される側(被支援者)と言う関係が、どんどんと薄らいで来た様に感じます。

 互いに協力し切磋琢磨してきたからこそ、お互いに得たものは多く、言葉や文章では表現できない感情と感動、落胆が大きかったほど、成功したときの大きな感激があり、かけがえの無いものとなっていったのです。

 いつしかカンボジアへの支援が、かけがえの無い支援に…

 そして、思い描いていた「新たな夢」が実現しつつあったのです。
 

 

 

【新たな夢の実現に向けて】

 2018年末、昨今カンボジアの政治情勢は混乱としつつあります。

 しかし、JPRはカンボジアで新たな夢の実現、JPR+(JPRプラス)、救急救助技術支援プラス医療支援へと、新たなステージへと進んでいます。

 

 


 (スライド動画作成・文責:JPR広報 日浦)

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