第1回インドネシア救急救助技術支援〜感想〜



Indonesia



2017年9月17日〜23日 バンジャルマシン市 救急救助技術支援
○バンジャルマシン(Banjarmasin)派遣の松本です。
 今回の短期派遣では、JPR理事長の正井氏(兵庫県)、松本氏(大阪府)、吉田氏(愛知県)、前田氏(神奈川県)の計4名が参加。
 インドネシア共和国・南カリマンタン州バンジャルマシン市で活躍するボランティア消防隊303部隊(総勢7,656名)の中から選抜されたリーダー約50名に対し、心肺蘇生法などの訓練を実施しました。
 また州知事をはじめ、警察機関や関係機関との調整会議を行い、今後JPRが支援する内容の確認や、JPR側からの要望を伝えるなど、内容の濃い一週間でした。

  約10年ぶりとなったインドネシア共和国・南カリマンタン州バンジャルマシン市への救急救助技術支援(再支援)。
 支援隊は無事現地に到着し、関係者との会議やCPRのデモンストレーションなどが実施されました。
 バンジャルマシン市側の都合により、当初予定していた支援内容と少し違う場面もあったようですが、JPR理事長の正井氏が、これから継続予定の支援内容について、様々な機関の代表者や関係者とディスカッションを重ねました。
 また、JPR広報部の松本氏が、以前日本で研修を受けたMr.AkhdiatYosida(アクディアット・ヨシダ氏)とともに、現地で使用されている消防車両や資器材などの調査・見学なども実施されました。

 9月20日の活動報告ですが、午前10時よりバンジャルマシン市役所にてCPR(心肺蘇生法)訓練を実施しました。

 訓練参加者を3班(担当=吉田・前田・松本)に分けて実施、午前中の訓練途中では、バンジャルマシン市の市長視察やテレビ取材を受けました。

 また、昼休み中に火災事案が発生し、警察の救助工作車に私(松本)と前田氏が同乗し現場に向かいましたが、出場途中で鎮火の知らせが入り、引き揚げるという事がありました。

 

 午後からは、CPRの意義について吉田氏が担当、救命の連鎖について私(松本)が担当し説明しました。

 その後は、質疑応答とCPR実施時の奏功事例について前田氏が紹介後、CPRの訓練人形による実習を再開して、15時に終了しました。

 私自身としては、教える難しさと言葉が通じないことによる難しさを痛感しました。夜は21畤から、南カリマンタン州知事公邸にて州知事に対し、これまでの経緯と、これからの支援についてJPRからの要望点を説明しました。

 感触としては、州は内部や関係機関との調整の必要は有るようですが、前向きに取り組んで頂けそうです


 9月21日、支援5日目です。
 本日はイスラム教の新年ということで祝日であり、訓練も昨日で実質終了したことから、昼間についてはOFFとなりました。
 午後から地元の訓練参加者に引率してもらって、市内の視察に出掛けました。夜は、訓練の閉講式とバンジャルマシンでの最後の夜ということで送別会に出席しました。
 閉講式の際には、正井会長からの熱いメッセージと共に修了証を訓練参加者の代表の方々に授与し、訓練で使用したCPRの人形5体、訓練用AED 2台を現地に寄付しました。
 イスラム教が主な宗教であるインドネシアでは、飲酒は戒律で禁じられているためノンアルコールでの送別会となりましたが、素面の状態でいきなりハイテンションになれることに驚きを隠せませんでした。

 


 


 午前中は、南カリマンタン地域警察(国家警察)の運営局長と会談。
 正井理事長から、JPRの概要と現地での今後の活動について説明を行いました。
 運営局長からは、日本に視察に行ったことが有り、津波に対する非難システムを導入したいことや、各関係機関の意思を統一したいこと、防災資器材が不足している点や、カリマンタン島の災害の発生状況等について説明して頂きました。
 正井理事長からも、神戸市の地域防災活動の事例を紹介し、協力は可能である旨をお伝えしました。
 今後の活動で、関係各機関との提携方法や資器材の輸送費用について協力をお願いしました。

 


 午後からは、帰国前に州職員のイクバル氏と訓練に参加したメンバーの案内で買い物に立ち寄り、空港へ向かう段取りでしたが最後の最後に雷雨"降り止むのを待ち出発しました。
 空港でスラバヤ在住のアメリアさん(通訳)と別れ、ジャカルタへ移動。その後、関空便3名(正井・吉田・松本)と羽田便1名(前田)に別れて9/23朝に各々帰国(帰宅)しました。
 今回の支援活動にあたって、受け入れ側の州職員イクバルさんやバンジャリマシン市ボランティア消防のアッディ氏、会長に熱烈な支援リクエストを申し込んでいたヨシダ氏の地道な準備と地元有力者の方々(エマ氏・ソフィアン氏など)のご協力、アメリアさんの高い通訳力と我々へのアシスタントのお陰で、訓練をはじめ重要な会議や要人との会見に立ち合わせて頂いたりと、非常に得るものが多い支援活動になったと思います。
 この場ではありますが、御礼を申し上げたいと思います。
JPR:日本国際救急救助技術支援会
松 本  保




JPRインドネシア(バンジャルマシン市)海外支援について
 今回、JPRの海外支援に初参加させて頂きありがとうございました。
 日本では経験できないことばかりの連続でとても貴重な経験になりました。
 現地の消防団の方々の、今回JPRの支援に対する姿勢や志の高さを感じました。
 朝から夜遅くまで自分たちの送迎や色んなところに気配りして頂き感謝の一言です。
 CPRの指導も積極的に取り組み、一生懸命な姿を思い出します。
 消防団の方に限らす、市や軍の役職を飛越しマスコミ(カメラマン)まで実技に参加していました。
 CPRの講義の休憩中に、火災指令が入り、現地の皆さんがダッシュで行動を駆け抜けながら指揮命令系統を行っていました。
 自分と松本氏は警察のレスキュー車に同乗しました。
 火災は出動途中で鎮火し反転して講義を行っていた市役所に向かいました。
 その帰署途中何台ものの消防関係車両とすれ違いに日本でいう「お疲れ様」的な言葉を明るく掛け合い、また普通にバイクに乗ってる市民からも声をかけられている姿を見て地域の団結感を感じました。
 教育課程の期間中に行われた、現地の消防操法大会優勝の動画をみてすごいと思いました。
 足場の悪い沼地で行われ、多数ある障害物をすり抜けながらホースを延長し可搬ポンプからの1線放水。
 出場者、皆さんの素早い動きを見て、日本の消防救助指導会みたいな感じでした。
 その中でバンジャルマシン市は優勝しました。
 優勝トロフィーを見せてくれました。

 昭和50年代のポンプ車(日本から寄贈された)も現役で出動しています。
 道具を大切にし、メンテナンスも欠かさないという志は素晴らしかったです会談に途中から参加したエマさんの友達の会社経営者のソフィアさんの行動力には驚きました。
 
 至るとこに顔を出していただき、また閉会式ではソヒィアさんの経営しているお店でやらせて頂き、みんなで盛り上がりました。(ソヒィアさんも)
 通訳で来ていただいたアメリアさんも妊娠中で体調も良くない中、会談中、訓練指導、プライベートまで通訳して頂きありがとうございました。
 申し訳ありませんが、この文面では伝わらないような様々な経験は、やっぱり現地に行き肌で感じるものだと思いました。
 今回初参加の自分をサポートして頂いたチーム、そして今回のインドネシア海外支援の飛行機、ホテル等を手配、調整して頂いたJPRのスタッフさん及び会員さん、JPRを支援くださる様々な方々(横浜市のS医師さんはじめ)沢山の方のご協力に感謝しています。
 自分はJPRの活動を始めて現地で体験し、是非、自分の力が少しでも役に立つのなら、このJPRの活動に継続的に参加し、チャンスがあれば現地の派遣指導員として、各国に指導に行きたいと思います。
 アッという間の一週間でしが、充実した実りある体験をさせて頂き、ありがとうございました。
 た、これからをよろしくお願いします。
 以 上 
JPR:日本国際救急救助技術支援会
前 田 泰 宏



第1回インドネシアバンジャルマシン市支援事業に参加して
 9/17〜9/23までインドネシア支援事業として南カリマンタン州バンジャルマシン市へ支援活動の一員として参加させていただきました。
 出発当日は、台風接近に伴い出発が心配されましたが、影響することなく無事出発することができました。
 バンジャルマシン空港に到着するとバンジャルマシンで活動するボランティア消防隊が出迎え熱烈な歓迎を受けました。
 この事業は、インドネシア共和国の南カリマンタン州バンジャルマシンで活動するボランティア消防隊の中から選抜されたリーダー約50名に対し、心肺蘇生法などの訓練を行うものでありました。
 現地に到着し各関係機関との調整会議の席でAEDを使用したCPRのデモンストレーション行いました。

 今回、JPRがどのような支援活動を行うのか、また、CPRの必要性「救える命は救わなければならない」など、理解していただくことを目的に実施しました。
 ボランティア消防隊の訓練では、CPRの訓練人形による実習を行いました。
 心臓マッサージと人工呼吸を繰り返し、繰り返し行う中で、命の尊さ、協力し合って人を助ける、そんな熱意が実習生から指導する側にひしひしと伝わってきました。
 こうした甲斐もあり訓練後半には、市職員、軍関係者も加わり訓練を行っていただけました。
 日本では、ほとんどのところでAEDが設置され、またCPRの言葉や必要性など小学生の時期から取り入れられ周知されています。
 私は、この支援事業に参加し途上国の実情が理解できました。
 改めてこの会を通じ少しでも彼らにとってためになることをしていきたいと実感しました。
 最後に、この事業の参加に際し、ご支援ご協力いただきましたJPRの役員、会員の皆様方にお礼申し上げます。
 また、S先生には格別なるご支援をいただき改めて厚くお礼申し上げます。
JPR:日本国際救急救助技術支援会
吉 田  哲

 







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