第1回インドネシア・バンジャルマシン市支援報告



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 支援感想  
 松 本  保 ・ 前 田 泰 宏 ・ 吉 田  哲  ※別ページ


2017年9月17日〜23日 バンジャルマシン市 救急救助技術支援 。
 JPR理事長の正井です。
 インドネシア国南カリマンタン州への第1回目の技術支援に9月17日から23日まで行って参りましたので、その概要をご報告します。
 今回の参加者は、正井、松本さん(大阪)、吉田さん(愛知)、前田さん(神奈川)の4名です。
 2007年と2008年の頃は、関空からジャカルタ行きの直行便がなかったのですが、最近就航したため南カリマンタン州バンジャルマシン市には当日到着できる様になりました。
 出発日の9月17日は、台風の接近で出発が危ぶまれましたが、幸い台風の足が遅く無事出発出来ました。
 17日22時20分バンジャルマシン空港に到着すると、2007年と2008年に技術支援していた時の南カリマンタン州職員でJPR担当者であったイクバルさん、バンジャルマシン市義勇消防隊のヨシダ氏、アブディ氏、当時影で応援してくれてたエマ女史など総勢20名で出迎え、バンジャルマシン市警察のパトカー先導でホテルに到着。
 ホテルには、11時間かけて東カリマンタン州から会いに来てくれた義勇消防隊の方もおられ、ロビーでの記念撮影が続き、部屋に入れたのは0時を過ぎていました。
 参考:Mr.Akhdiat Yosida(アクディアット・ヨシダ氏)の日本研修。(バンジャルマシン市義勇消防隊)

 

 

 18日は、通訳をお願いしているアメリアさんがスラバヤ空港での飛行機の出発が遅れ16時ごろホテルの到着。
 早速、イクバルさん、ヨシダさん、アブディさんと打ち合わせ。
 ヨシダさんとアブディさんによると、5月に私が訪問したあと、バンジャルマシン市にJPRが9月に訓練指導に来るので市として対応して欲しいと、何度も交渉したが予算がないとのことで動かなかったそうです。
 そこで2人は南カリマンタン州保健部の幹部であるイクバルさんと相談、またアブディさんは親交のある2007年当時南カリマンタン州の副知事としてJPRを受け入れたロシハンさんにも相談し、元副知事として今回対応してくれることになったそうです。

 19日は、南カリマンタン州の公会堂で今回の技術支援の開会式、CPRのデモンストレーション、各機関との意見交換が行われました。
 会場には、南カリマンタン州駐屯のインドネシア陸軍、海軍の幹部、国家警察の幹部、南カリマンタン州の病院幹部などが来賓として参加。
 その他、約150名ほどのバンジャルマシン市義勇消防隊の隊員も参列していました。
 先ず元副知事のロシハンさんから開会宣言とスピーチがあり、「JPRが10年ぶりに南カリマンタン州を支援しようとしているこのチャンスを逃さず、今後5年、10年を見据えた体制でJPRの支援を受けたい」と述べられました。
 続いて、私がスピーチを行いました。
 第一声で「帰ってきました」と言いますと会場全体から歓声が上がりました。
 そのあと「救急、救助、消防の3部門を一緒に実施している国は、ASEANには少ない。
 インドネシアではジャカルタにもスラバヤにも無い初めてのシステムを作りましょう」とスピーチしました。
 この後、バンジャルマシン市義勇消防隊員の女性2名によるCPRデモンストレーション、JPRによるデモンストレーションを披露しました。
 また、意見交換では、各機関から積極的な意見交換と元副知事のロシハンさんへの要望もありました。

 


 

 20日は、各機関から選抜された80名にCPRの指導を行いました。
 前日は、会場を陸軍保健部となっていましたが、州がドンドン動いているのを見てバンジャルマシン市が慌てて、急遽会場をバンジャルマシン市役所に変更して欲しいとなりました。またこの20日の夜は、エマさんが紹介してくれた地元の会社経営者ソフィアンさんが、南カリマンタン州知事との面会を知事公邸で行える様調整してくれました。
 知事には、南カリマンタン州における防災体制の向上にJPRが協力する旨とそれのMOU(覚書)にいて申し入れたところ、関係部署に調整させるとのことで前向きな回答を頂きました。

 

 21日は、イスラム教の元旦とのことで訓練指導は出来ませんでしたが、州の保健部の幹部であるイクバルさん、バンジャルマシン市義勇消防隊の幹部であるアブディさんたちと今後の体制などについて以下の様に協議しました。
 @ 南カリマンタン州として25日の月曜日に関係する機関を集め会議を持つとともに、連絡室を開設する。
 A 早急に南カリマンタン州とMOUを締結できる様にする。
 B 今後、指導員を育成することが重要なため、各機関から受講生を厳選して出す。
 C 2年以内に一時収容病院として救急センターをバンジャルマシン市の有志で建設するため、JPRも協力する。

 22日は午前に会社経営者のソフィアンさんの紹介でインドネシ国家警察の南カリマンタン州署の幹部と面談し、この国家警察ともMOUを締結することになりました。
 以上が、今回の概要です。
 今回は、10年前の人の繋がりで、さらに多くの人と繋がることができ、また現地の人々の熱い想いとJPRに対する期待を感じることができました。
JPR:日本国際救急救助技術支援会
理事長 正 井  潔





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