Japan Paramedical Rescue
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海外支援をはじめた、きっかけは?
どうして?カンボジアに救急隊や消防隊を作ることになったの?
どうして?国際貢献をしようと思ったの?
なんで?どうして?
と、疑問に思ったり不思議に思ったりされる方が、いらっしゃるのではないでしょうか。
この団体を設立した正井潔氏に、特別な信仰があったとか、何かの国際貢献団体に所属していたとか、誰かに誘われたと言うことではありません。
チョットしたこと、簡単なこと、誰にでもあり得る事からが始まりでした。
それは、部下から相談を受けた際に渡された名刺からでした。
「すべては、一枚の名刺から…」なのです。
もう10年以上も前のことですが、JPR理事長の正井潔氏が現役消防職員として、当時勤めていた消防署(救急管理職)で、若い職員から海外で救急活動をしている方に関する相談を受けたことから、すべてが始まったのです。
(当ホームページの
設立経緯
を御参照下さい)
相談を受けた後、様々な課程を経て、発展途上国への訪問を決断した正井氏。
実際に渡航し、目の当たりにした発展途上国の救急事情、交通事故の現状に強烈なショックを受けました。
滞在中はもちろん、日本に帰国してからも、居ても立っても居られない感情と、「何とかならないか」と言う心情から始まった海外支援事業。
「救急救助技術の支援」と言う専門的分野での訪問を重ね、数年に渡る事業や数か国を支援してきたと言う経験と知識、コツコツと積み重ねてきた指導技術のノウハウを確立させ今日に至っています。
私自身もそうですが、多くの人達は安定した日常、安定した暮らしのため、日々一生懸命働き、自らのため家族のためと頑張っています。
その様な日常生活の中にも、非日常を求める…。
誰にでも心の奥底には、何か高揚するようなこと、興奮したり感動したりしてみたい。
出来ることであれば、「冒険」したり「非日常を感じたい」と言う気持ちが存在するのではないでしょうか。
海外旅行や温泉旅行なども、非日常を楽しみたい気持ちの表れかも知れません。
しかし…。
これが同じ非日常の中でも、全く違った環境や世界への「技術支援」となればどうでしょう?
自分が今まで経験したこと、持てる知識を伝えるため、単身で発展途上国に向かわなければならないと考えたとき、いかがでしょう?
私自身であれば、なかなか踏切りがつかず、判断に迷い、そして悩みと、何から手を付けて良いかも判らない状態で途方に暮れるかもしれません。
まして、国家対国家や企業から派遣される技術支援とは異なり、全くゼロの状態から始まる支援で、しかも個人で行うには余りにもリスクが大きく、非常に困難で苦労することは容易に想像できます。
正井潔氏は、初回の途上国訪問後、それ程時間を置かずにNPO団体であるJPR(日本国際救急救助技術支援会)を立ち上げました。
個人の支援では限界があると感じ、NPO団体を設立しました。
しかし、現在もほぼ個人としてカンボジアに渡航し、長期滞在型の支援を続けているのです。
長年、地方公務員である消防士として、全体の奉仕者として市民の身体・生命・財産を災害などから守ることが正井氏の職務でした。
在職中には、阪神淡路大震災をはじめ、幾多の災害や火災現場、救急現場などで活躍した後、2010年に勇退されています。
同僚や上司、そして部下からは「とにかく熱い」「強い想い持った消防士」として有名人となっていました。
時には、意見の相違や方針の違いから、激しくぶつかり合うこともありましたが、仕事に関すること、ON状態では熱い、熱い人柄でした。
半面、公休日や休日には完全OFF状態で、まるで別人のような雰囲気となるのです。
この行動力と性格、強い気持ちが礎となっているのかも知れません。そして、何よりも重要なことが、理解してもらえる家族の存在でしょう。
本人の勇気や実行力とともに、家族の寛容さや忍耐、理解される環境が一番重要な要素なのかも知れません。
これらのことから、NPO法人を設立し団体として支援してる現在でも、国対国の技術派遣や企業からの派遣とは全く違った支援、異質の支援が展開されているのです。
勇気と行動力があれば、家族や社会の協力があれば。
何かキッカケがあれば。自分を必要としてくれる世界があれば。
何かを始めることは「誰にでも可能なこと」かも知れません。
JPRが発足して13年。
途上国に支援するということで、思いもしない出来事や幾多の困難、そして数多くの試練に直面し、何度もリタイヤしかけながら続けてきた支援。
自分にも何か出来ないか?と参加してきたJPR会員達。
支援参加した会員達は、支援が成功した時の喜びや感動、そして人と人の信頼関係が出来たこと、友情を築き育んできた喜びが、「かけがえのないもの」として、支援紀や感想文などに表れています。
JPRが歩んできた道のり
平坦な道のりではなく、数々の困難な状況や予想外の出来事、苦悩や葛藤を繰り返し右往左往しながら、紆余曲折を経て乗り越えてきたこと等々、海外支援と言う非日常が、身が震えるほどの感動を味わえるのも、平坦な道のりではないことから生まれる「成功」「達成感」からかも知れません。
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