消防職員・消防関係者の皆様へ


廃棄資機材ご提供のお願い。
 JPRでは、更新・廃棄予定の資機材ご提供をお願いしています。
 機能の落ちた資機材
 たとえ20%程度しか能力を発揮できなくなった資機材でも、発展途上国にとっては100%以上の価値があります。
 JPR会員により、可能な限りのメンテナンスを施し寄贈しています。
 救助機材・救急器材・消防車両・消防機材などなど・・・!古くなった救急隊長カバンやヘルメットなども貴重な物品となります。

廃棄予定の資機材をメンテナンスし
発展途上国へ寄贈するため並べられた資機材

日本船舶薬品(株)から寄贈されたエルダー

チルホールを使った訓練風景

日本船舶薬品(株)から寄贈された吸引器
 寄贈されたワゴン車が発展途上国(ザンビア)で、救急車として生まれ変わった写真(寄贈された資機材をワゴン車に積み込み作業しているJ
        
消防本部・消防団から寄贈された消防車両
更新・廃棄された救急車・消防車。(2006年7月神戸市内にて撮影)
  
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 7月16日に救急車3台・消防車1台を乗せ神戸港を出港した船は、8月17日に南アフリカ・ダーバン港に到着、8月29日15時ごろ(ザンビア時間29日の朝8時ごろ)無事ルサカのチャイナマ署に到着しました。

    
アフリカ・ザンビア国ルサカ市のチャイナマ署に到着した消防車と救急車
日本では、廃棄される資機材が!
 古い油圧式救助器具(更新のため廃棄)が、アフリカのザンビアで「ゴッド・ハンズ(神の手)」と呼ばれた理由。
 JPR会長正井が初めてアフリカのザンビアに技術支援の訪問をした際、支援資機材を寄贈した中に救助器具の油圧式救助器具がありました。
 会長帰国後のエピソードです。 
 正井氏が帰国したその日の夜、空港に通じる国道で正面衝突事故が発生しました。
 ランドクルーザーに男性と女性1名ずつ挟まった状況になり、救出されないといけない状態でした。
 両名とも顔面から多量の出血をしていました。

 空港に近かったため、空港消防の化学車が来ました。
 なんと、救助機材らしき器具を持ち出してきたではありませんか。
 なんだ?。
 空港消防、一様持っているではないか?と思いました。
 しかし、その機材は故障してまったく稼働しません。
 野次馬も相当数いました。

 私も現場にいて、神戸消防が寄贈した救助機材(油圧式)を積載した簡易トラックを要請して、現場で待ちました。
 現場にかけつけた警察官もいつものように、これは駄目だ。
 死体運搬車を要請しようと、まだ呼吸をしている怪我人の前で平気で言います。

 そして、そこに救助機材を積載した車両が到着しました。
 運転はカチョファという当時警部であった救急隊付けの警察側から来ていた職員でした。

 すぐに正井さんに指導を受けたとおり、油圧発生装置を設置、カッターとスプレッダーのケーブルを直線にして延ばし、油圧発生装置に接続、カチョウファ警部と、私とでカッターとスプレッダーを使い、正井さんに教えてもらったとおり、車両のピラーを切断、ハンドルをもちあげ、椅子を切り倒しました。
 なんと40秒で救出することができたのです。

 まだ怪我人は呼吸をしています。
 TICO自作の救急車へ2名を載せ大学病院へ搬送しました。
 現場では、怪我人のいる前で、救出を祝って拍手音が漂いました。
 県警へ警察官が無線で無事救出、2名UTH大学病院へ救急隊で搬送。 
 と報告しました。
 すると、県警の指令室側からも拍手音が無線で流れました。
 私は、その時鳥肌がたちました。

 ザンビアの歴史上初めての、油圧救助機材を使って怪我人が生存したまま救出できた第1号の事案でした。
 現場にいた空港消防隊員も、警察官も野次馬も、大喜びでした。

 カチョファ警部は、この神戸から授かった救助機材を、「ゴッドハンズ:神の手」と名づけたのです。
連絡先
ご支援、ご寄贈していただける個人・団体様のご連絡先・ご支援内容を下記のメールアドレスまでお知らせ下さい。

    info@jpr.gr.jp